ホテルをチェックアウトし、向かった先は知る人ぞ知るマータレーのノリタケ。食器の製造工場の隣にノリタケ・アウトレットも併設されているからです。
マータレーのノリタケ・アウトレット
フィリピン工場の廃止に伴い、現時点ではここスリランカ工場が量産食器のほぼ全てを製造している模様。リーマンショック後の不況により食器の販売が激減、国内の工場も次々に閉鎖の憂き目に…日本人としては何ともさびしい気がします。ぜひまた勢いを盛り返してほしいものです。
さて、私はここで事務所で使うためのおしゃれなカップや、家で使うお皿などを格安で買うことに決めていました。
ノリタケ・アウトレットの場所と地図
ダンブッラのMPSヴィレッジからノリタケまで3輪タクシーで1時間半、鉄道駅のマータレーからは5km離れた場所にあり、このあたりの土地勘がないドライバー氏にはnexus7のGoogle mapを使って道案内?しながら、無事たどり着くことができました。
でもこの機能に感動していたのはドライバー氏より夫の方でした(笑)。店内はおしゃれな食器がいっぱいで、ついつい大量に買いたくなってしまいます。
ところで、このドライバー氏、いつもは観光ガイドをしているとのこと。たまたまこの日はアルバイトでドライバーをすることになったそうで、私たちにとってはラッキーでした。職業柄、観光客が立ち寄りたくなる場所を知っていることはセールスポイントのひとつですが、彼はこの店を知らなかったからです。
日本人観光客を取り込みたいなら、このお店に案内してあげれば喜ばれること間違いなし。あとあとのことを考えたのか、商品をチェックしたり、店員さんにあれこれ質問したりして、情報収集していたようです。おかげで約束の30分を過ぎても急かされることなく、とっても助かりました。
買った食器を発送できない!
戦利品はカップ&ソーサー10、マグカップ6、ディナープレート4、サラダプレート4、ベーカー4、フルーツ皿3、ボウル3、〆てRs.27,775(22,000円位)。
これを大小2つのダンボールに詰めてもらい、いざ郵便局へと勇んでいる私たちに「今日はクリスマス・ホリディなので郵便局はクローズですよ」との悪い知らせ。ガーン!
マータレーから列車でキャンディへ
仕方がないので、このままキャンディまで移動して、明日郵便局へ持ち込むことにしました。幸い今晩泊まるクィーンズホテルから郵便局までは100m程度なので、なんとかなりそうです。
この後マータレーの駅まで送り届けてもらい、1時間ほど列車を待つことにしました。その間に、駅前のパン屋さんで買った美味しい焼きたてパンを食べたり、そばにいた元気な小学生グループと片言英語のおしゃべりをしたりしていたら、あっという間に出発時間になりました。
待合室のベンチで隣同士だった女性二人連れ(おばあちゃんと孫娘)と、列車内でも隣同士となり、いろいろ雑談を交わしました。写真を撮らせてとお願いしたら、このとおり。あ、このポーズ、決して気取ってるわけではありません。車内が暗くてきれいに撮れないので、窓の方を向いてと私がお願いしたからなんです。
残念ながらふたりともメールアドレスはないとのこと。住所を聞き、郵便で写真を送ってあげることにしたのですが、なんとこのメモが行方不明に!どなたか彼女たちをご存知でしたら教えていただけると助かります。
食器の運搬
それにしても大きくて重いダンボール(20kg弱)を抱えてホームを歩くのは大変でした。もちろん運んだのはポーター役の夫ですが、私も背中にバックバック、両手に2つのキャリーといういでたちです。
運ぶのも大変なら、列車の乗り降りもまた大変。何せ乗降口の段差がかなりある上、鉄梯子のようなステップを登ったり降りたりしなくてはならないので、老体にはきついのです(笑)。
キャンディー駅からはクィーンズホテルにタクシーで直行しました。チェックインして部屋に荷物を降ろしてようやくほっとできました。
コメント