とっても居心地の良かったゲリオヤのエレガントホテルを後にして、タクシーでゲリオヤ鉄道駅へ向かいました。ここからは9時5分発の列車でナヌオヤ駅へ、そしてナヌオヤからはバスでヌワラエリアまで移動します。
ゲリオヤ駅からナヌオヤ駅(ヌワラエリア)までスリランカ鉄道の旅
ゲリオヤ駅で
ゲリオヤ駅は、上り線と下り線でホームが分かれています。私
たちが待っているこちら側のホームにはなかなか列車が来ないし、反対側に入ってきた列車を見てちょっと不安に
なっていたところ、それを察したモスリム一家のお父さんが「どこへ行くの?」「ナヌオヤならこちらで大丈夫だよ」と教えてくれました。「列車は時間通りには来ないけど、もうすぐ来るから大丈夫」とも。
英語が話せる彼とは私たちがスリランカに来て訪ねた場所や、ゲリオヤで泊まったことなど、いろいろお話しして楽しかったので、記念に家族の写真を撮らせてもらいました。
ナヌオヤへの列車内で大受け?
35分ほど遅れてようやく入ってきた列車はものすごく混んでいて、とても中まで入っていける状態ではありません。
でも入口付近はトイレの前。私が「トイレの前で良かった!これで安心」と身振り手振りを交えて言うと、そばにいた女の子たちにキャーキャー受けちゃいました(笑)。更に「じゃあ、せっかくだから今のうちに入っておこう」とドアを開けると更にキャーキャー笑われてしまいました。なんだかとても親しみを感じてもらえた模様。
写真を撮らせてというと、元気よく「OK!」との返事。列車がすごく揺れるので、撮るのにちょっと苦労したけれど、この写真はまあまあのできかな?
写真を撮ってコミュニケーション
この他にもたくさんの人の写真を撮らせてもらうことができました(下の写真はほんの一部)。何せ入口付近に陣取っている私たちの目の前は乗降客の通り道になっているからです。停車する度に周りの人が入れ代わり、その人たちとちょっとした会話ができるので、ついでに写真を撮らせてもらったというわけです。みんな写真を撮られるのが大好きみたい。あっ、下の男の子たちには、私の写真も撮らせてとスマホを向けられました。もちろん、オッケー!でも私の写真を見ながらどんな話をするんだろう?
一番上の写真で、私の隣に座っている女性は、NGOで貧しい子供たちへのサポート活動をしているとのこと。彼女とはfacebook友だちになり、帰国してからもメールのやり取りをしています。
そのほか、駅の案内から空席の確保、荷物の置き場の心配まで、次々に世話を焼いてくれる人が現れて、4時間近くの長旅を感じさせないすばらしい体験ができました。これぞ3等車旅の醍醐味?でもそのかわり素敵な景色の写真を撮りそびれてしまいました(笑)。
ナヌオヤ駅からバスに乗り換えヌワラエリアへ
バスに乗り換えてからも聴覚障害者のドイツ人カップルと隣合わせ、身振り手振りの会話を楽しみました。彼らとは旅の経路が似ていたので、また何処かで再会するかもと思っていたのですが、結局会えませんでした。コミュニケーションがとってもスムーズだっただけにちょっと残念!
ヌワラエリヤ
ヌワラエリヤは高級紅茶の産地。高級茶葉が作れる気候ということは一日の寒暖の差が激しいということ。きっと夜は寒くなるだろうと予想して、グランドホテルにチェックインすると早速お散歩に出かけました。
近道はゴルフ場の真ん中
道路に沿って歩くとかなり遠回りになってしまうので、地図と勘を頼りに近道することにしました。ゴルフ場を突っ切ってバスターミナル方面に向かいます。入り口の回転式鉄扉を押してゴルフ場へ。
芸術的な?八百屋さん
小さい町なので大して歩かなくても大体の様子がわかってしまいます。バスターミナル付近が街の中心といったところで、近くに食料品店が並んだマーケットもあります。マーケットにあるこの八百屋さん、商品の並べ方がとっても芸術的!
せっかくなので、夕飯を食べるお店をキョロキョロと探してみたのですが、ちょうど良いローカル食堂が見つけられません。ちょっと小腹も空いたことだし、とりあえずパン屋さんに立ち寄ってみました。こちらではどこでも必ずパン屋だけはあります。でも観光客が気軽に入れるようなレストランはなかなか見当たりません。
危うくレストラン難民になるところ
仕方なく、夕食は宿泊しているグランドホテルのレストランに入ることにしたのですが、ここでは「予約していますか?」と聞かれ、「予約がないとだいぶ待ちます」と言われてしまいました。
ホテルの向かいにインドレストランもあるのですが、あまり気が進まなかったので、結局ルームサービスを頼みました。すぐに持ってきてくれたので、レストランに行くよりかえってよかったかも?
今回の旅行中、群を抜いて高かった(2万円くらい?)ここグランドホテル。でもお値段の割りにはあまり良い記憶が残っていません。私たちにはやはりエコノミーホテルがお似合いみたい。一泊だけにしておいて良かった!あっ、そうそう朝食だけはここが最高でした(当たり前?)。
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